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スライド作成会社が、スライド作成AI【イルシル】を使ってみた

AIスライド作成ツールレポ第一弾に続き、今回紹介するのは「イルシル」。

イルシルは日本市場に特化したスライド生成AIで、日本語に最適化されたインターフェースを提供しているとのこと。高度なカスタマイズ性も誇り、ユーザーのブランドやプレゼンテーションスタイルに合わせて柔軟に対応できる。

さらに、pptxやGoogle Driveなどのツールとの連携機能から、既存のワークフローにスムーズに統合することができる。クラウドはAWSを利用していrるということで、大手の信頼性もポイント。


早速入力してみた

なんと、キーワードだけからスライドが生成可能。とりあえずサイトの名前を入れてAIに全て任せてみる。

数秒後に下書きができ、「テキストをAI再生」をしたら11ページ分のテキストが完成した。


「スライドに反映」ボタンを押すと、そのままスライドが出来上がる。ビジネススライドらしい雰囲気である。
タイトル、サブタイトル、そしてテキストがそれぞれはっきりしており、AIではありながら、デザインのこだわりを感じる。


下にある「文章から提案」の欄から異なるスライドデザインが選択でき、バラエティも豊富。AIで下書きを作った後に、手動で画像やアイコンを変更すれば、より説得力が増す。


さらに、デザインパーツにはピラミッドやサイクルなどの図解も選べるため、単調さを回避できる。


改善点と懸念点

AIで作られたスライドは全体的に単調に見え、似たようなデザインがたまにみられる。カジュアルなプレゼンには少し物足りないが、ビジネスパーソンやプロフェッショナルには問題ない。アイコンは重複して未完成のままであるため、完成形にするには多少の手作業が必要。
ただし、今のAIサービスは最初から完璧なスライドを作るのは難しいので、大きな欠点ではないだろう。

また、イルシルのAIはグラフや表が非対応で、自分自身でデータを入力して表を作る必要がある。しかしながら、データ入力はエクセルのようなセルで入力ができてわかりやすい。


活用イメージ

スライド作り未経験者から熟練のプロフェッショナルまで幅広く活躍するツールである。
どこから始めればいいかわからない方は一瞬でプロ仕様のスライドができてかなり参考になる。
スライド作成熟練者の方はAIを上手く指導してスライドを作り上げたのちに各々の仕上げを施したらかなりの時短になるのでは。


まとめ

イルシルは日本市場に最適化されたAIスライド生成ツールであり、ユーザーのニーズに柔軟に対応する。その使いやすさと多彩な機能は、特にビジネスやプロフェッショナルなプレゼンテーションで大いに役立つだろう。
コツを掴めば、誰でも簡単にプロ仕様のスライドを作成できるから、次のプレゼンが楽しみになること間違いなし。