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スライド作成は可能な限り0ベースで作成すべき理由|スライドデザイン研究所

スライドを作成する際、過去の資料をベースにして作っていないだろうか?前の案件と似ている場合など、過去の資料を使いまわした方が効率的と思われるかもしれない。

しかしTimewitch的には「毎回白紙の0ベースで作る」ことをお勧めする。


まず全く同じ目的のスライド利用シーンは存在しない。目的が違えば、スライドで伝える情報も違うはず。また同じ内容であっても、プレゼンをする相手によってスライドは違ってくる。

過去記事(パワポ作業前に手書きでストーリーラインを書いた方がいい理由)では、スライドを作成する際、先に何を書くか手順に沿って概ね準備してから、パワポで作業開始するのがよいということを書いた。

スライド作成時は、毎回、テキストベースでスライド全体の目的設定(下図①)から始めるのがよい。

スライドの作成フロー


スライドデザインに関しては、過去のデザインを部分的に利用するのはアリである。

ビジネススライドではデザインの優劣を競っているのではなく、成果を上げることが重要である。デザインに時間をかけすぎないためにも、過去に良いデザインがあれば流用していきたい。

ただし、過去スライドのデザインやメッセージに引っ張られてしまい、直近のスライド利用シーンに合致しないスライドを作成してしまう可能性には注意してほしい。
 
0ベースのデザインの場合、プレゼン全体で一貫性を保つことができるという利点がある。スライドのレイアウトやデザインが統一され、内容が明確になり、視覚的にも見やすくなる。
 

スライドフォーマットについて
会社によって規定のフォーマットがない場合でも、フォーマット自体は毎回コロコロ変えないほうがいい。パワポにはいろんなデザインテンプレートが用意されていて、使ってみたくなるかもしれない。しかし、使い慣れたフォーマットを使い、いつものフォーマットルールに従ってレイアウトを整理していく方が、効率的にスライドを作成できる。


とは言え、忙しいビジネスパーソンが毎回0ベースでスライドを作ることは容易ではない。

そこでスライド全体のストーリーが作成できたら、その後のスライドのデザイン部分はTimewitchを利用するのもおすすめである。

例えばパワポ作業が苦手な人は、テキスト(下図の④まで)やラフ画像(⑤まで)をTimewitchに送って、あとのパワポ作業を任せるのもよい。またパワポ作業は問題ないという人は、自分で作ったスライド(⑦まで)をTimewitchでブラッシュアップするという使い方もできる。

ただ単に、寝ている間にスライドが仕上がるワクワク感を体験してみるのもよしである。


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