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AIスライド作成ツールレポ!スライド作成会社が【Gamma】を使ってみた

現代のビジネスでは、スライドの作成が不可欠だ。プレゼンテーションの質がプロジェクトの成功につながる。しかし、スライド作成にはコツと時間が必要だ。

しかし、今の時代にはAIがある。

そう、私たちが活用できるのは、スライド生成AIである。

ここ数年で多くのスライド作成AIが出てきており、Timewitchでもスライド作成のプロとして、これまでもAIに関する所感を書いてきた。


AIツールの技術の進歩は目覚ましい。最新の技術をフル活用していくべく、今回改めてスライド生成AIツールを取り上げていきたい。

第一弾として、スライド作成AIツール【Gamma】の有料プランでの機能をレポートしていく。

https://gamma.app/


1.インプット方法の自由さ

テキスト入力で3パタンある


ログインすると、テキストを貼り付けるのはもちろん、1行のプロンプトやウェブサイトのURLからもテキストを抜き取ってまとめてくれるのはありがたい。

  • ウェブサイトのテーマ、文章推敲

  • プレゼンテーションの内容は未定だがテーマは決まっている状態でのスライド作成

  • プレゼンテーションの原稿から、スライド作成

など、様々な目的の人に対応している。


2. ページ数、文字量、言語、生成形体(プレゼンテーション/ウェブサイト/ドキュメント) 、アウトラインの順番、テーマの選択が可能


入力したことに応じて、文字量やページ数をおすすめしてくれるので、失敗しづらい。要約だけでなく文字の補いも用いて、文字量調整が行われていて、希望の長さのプレゼンテーションに調節可能。

個人的には、テーマが落ち着いたシックなものから、ポップなテーマがあり選ぶのが楽しかった。リモート会議の時に画面共有しながら簡単に見栄えよくポイント説明したいときには使い勝手が良さそうである。


3. AI画像生成

ウェブ上になくても、場面にあったAI画像を生成してくれる。いくつか、他のAI画像生成ツールも試してきたが、圧倒的にテーマからずれておらず、いい感じである。


4. 文章の構成は工夫すればビジネスシーンでも使える

こちらの記事をプロンプトに入力してみた

内容のカテゴライズがシンプルなものであれば可能。アウトラインを一言にまとめるのが上手い。
テキストに合わせてAIがスライドを作成してくれるが、内容のカテゴライズはシンプルなメッセージであれば可能といったところ。

実際のビジネスシーンでは必ずしもこの情報量では対応しきれない場面もあるが、メッセージを自分の中で整理したり、スライドのアウトラインを考えたりするときには活用できる。


5. 生成後にもAIとチャットしてスライド編集できる


  • 一部、上記のチャットの回答のように日本語対応なし

  • データをAIが調べてのチャート生成は難しそう

な部分もあったが、こちらの機能はまだβ版とのこと。(2024/7/17時点)
これからのアップデートに期待だ。


最後に

UIが直感的で、「プロンプトのこの設定を変えるとどうなるんだろう?」という好奇心が止まらない。効率よくスライド作成する意味でAIは不可欠だが、【Gamma】はさらにAIを試すプロセスを通してスライド作成を楽しませてくれた。