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スライド作成のアウトソーシングで社内コミュニケーションの質を高める|柳沢孝一(カケモチ株式会社)

お話いただいた人
柳沢 孝一 様(カケモチ株式会社 代表取締役)

カケモチ株式会社様 プロフィール
事業概要: インドネシア関連事業、訪日インバウンド事業
従業員規模:10人~30人
(以降、記事内ではカケモチ株式会社様を「カケモチ様」と表記します。)

20220220_インタビュー記事_カケモチ株式会社様_事業内容_HQ

カケモチ様の事業内容を1枚に表現させていただきました!

カケモチ様の事業内容についてお教えいただけますか?

現在注力しているのは「インドネシア関連事業」です。インドネシアを専門としたWEBマーケティング会社という希少な立場を活かして事業を展開しています。

「訪日インバウンド事業」もやっていますが、現在コロナ禍でインバウンドビジネス自体が厳しい状況のため、今後情勢が回復してきたタイミングに合わせて進めていくつもりです。


スライドのアウトソーシングを始めたきっかけは何だったのでしょうか?

もともと、自分の頭の中にあるアイデアや課題をチームメンバーに共有するうえで、言葉やテキストではなくビジュアル化されたものがあったら効率的だろうなと思っていました。

チームメンバーの多くがリモートワークなので、Slackを通してのコミュニケーションが多くなります。
その際に、長々とテキストを書くよりも、スライドを1枚共有する方が自分の考えを理解してもらいやすいだろうと思いつつ、日々の仕事の中でそのためのスライド作成に時間をかけるのは難しい状況でした。

そんな時、たまたまTimewitchのサービスに出会い、今までずっと頭の片隅にあった問題意識を解決してくれそうだと直感し、トライアルしたのがきっかけです。

早速伝えたいことをテキストでまとめ、夜にメール添付で入稿してみました。
すると翌朝スライドが納品されていたので、それをメンバーに共有したところ、自分の考えがスムーズに伝わるようになり、コミュニケ―ションが楽になったのです。

これがまさに狙い通りだったので、そのままツールとして使い始めました。

スライド1


スライドのアウトソーシングの目的は「社内コミュニケーションの円滑化・効率化」とのことですが、そこまで力を入れてコミュニケーションに取組むのは何故でしょうか?

コミュニケーションの質と量が、組織の中の多様なメンバーが快適に仕事をするために必要な条件だと考えているからです。

Timewitchのサービスを使った「分かりやすく伝える」という質の部分も大事ですが、コミュニケーションの量も意識的に増やしています。

例えば、「キャンディ」というslackの機能を導入して社内における感謝や賞賛を気軽に表現できるようにしたり、1on1のミーティングや毎日の業務日報に対して丁寧なフィードバックを実施するようにしています。また、インターン生が複数名揃ったらカフェで雑談してきていいよと伝える(カフェ代は会社が負担)など、業務に直接関連する打ち合わせ以外の部分でもメンバーのコミュニケーション量が増えるような取組みをしています。

コミュニケーションの質と量の両方を改善し続けることで、社内におけるチームワークが強固になっていくのを日々感じています。

カケモチ様のnoteから様々な取組みがご覧いただけます



スライドのアウトソーシングによる”成果”を実感したエピソードを伺えますか?

広報の担当と話していて、全体のコンセプト・目的がうまく伝わらず、ミーティングを重ねても「うまくキャッチボールができていないな」と感じる時がありました。

根本的なコンセプトの部分で共通認識を得られていなかったために、具体的なアイデアについて議論してもなかなかOKが出せず、広報活動がスタートできなかったのです。

そこで、自分の考えをテキストにまとめ、それをTimewitchのサービスで3~4枚のスライドに落とし込んでもらいました。

そして、そのスライドをベースに広報担当と再度話をしてみたところ、うまく広報戦略が進むようになりました。

頭の中のアイデアを言語化して、それをスライドとしてビジュアル化することで共通のイメージを持つことができた、という実感がありましたね。

一般的に社内におけるコミュニケーションの場合だと、営業の時ほど丁寧に話したり、資料を作り込むといったことは少なくなりがちです。
スライドのアウトソーシングは、そのような時に考えをビジュアル化できるので重宝します。

話している


アウトソーシング利用時に意識していることを教えていただけますか?

業務効率の改善につながりそうなものにはまず試しに投資してみるということです。
そして、良さそうであればそのまま本格導入して、ダメならすぐに停止します。ダメならすぐに戻せばいいという”軽い”気持ちも大事だと思います。

ベンチャー企業の場合、大企業と比べて更にリソースは限られています。
時間をかければできることはアウトソーシングして、自分達のリソースを投資効果の高いものに配分することが理想ですね。

20220224ご共有_インタビュー記事挿入スライド_カケモチ株式会社様

インタビューの内容を1枚にまとめさせていただきました


編集後記

ご自身の実体験に基づいたアウトソーシングの使い方・活用方法の考え方を伺うことができ、大変勉強になりました。

社内の、特にチームメンバーとのコミュニケーションにはなかなか資料作成の時間は取れなくなりがちですが、そこをアウトソースすることでチーム全体の業務効率向上が実現するのですね。

時間的な優先順位は低くなりがちだが、一定のリソースを投下すると大きな効果が得られる部分」こそアウトソースの使いどころだと思いました。


カケモチ株式会社様


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この記事の執筆・編集者

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