左から岡田（Timewitch)、新谷様（GENOVA様）

貴社の業務内容について教えていただけますか。

当社は医療メディアを中心としたメディカルプラットフォーム事業、および自動受付精算機を中心としたスマートクリニック事業の2つの事業を展開するヘルスケアテック企業です。
創業当初はホームページ制作等を行なっていましたが、2017年より現在の事業を立ち上げました。
メディカルプラットフォーム事業では、医薬や周辺領域の正確な情報提供と治療や健康増進に取り組むためのサポートを行っています。
一方スマートクリニック事業では、主に小規模クリニックを対象に自動精算機を導入し、利用者の快適な医療体験と環境づくりへの貢献を目指しています。

（Timewitch）GENOVA様の事業内容を1枚に表現しました！

どのようなきっかけで弊社サービスのご利用に至ったのでしょうか。

まずパワーポイントのスライドを作成する際に、圧倒的に人員が不足していました。
自分自身のワーク時間にも限りがある中で、いかに統一感を持たせたスライドを作成してもらえるかが課題でした。
トンマナ（トーン&マナー：デザインやスタイルに一貫性を持たせること）のルールを最初に明記しておいても社内で分散依頼するとそれぞれ字体が変わっていたり、描画のスタイルが違っていたり、段落番号の形式が異なっていたりとその修正に労力を割かれていました。
自分がこれをやって欲しいと思った時に、すぐにできますよという人が社内にはなかなかいません。
そんな時にこんなサービスがあるんだ、とTimewitchを見つけたのが利用のきっかけです。

サービスの説明資料、企画の資料、会社説明の書類と言った具合に、スライド作成の機会は本当に多いです。
ベンダーさんと話しながら機能要件をまとめた資料を作ってほしいと言われることもしばしばあります。
業務の一つ一つに資料が必要で、資料なしでのゴールはないと言ってもいいほどです。
各営業担当者が作るスライドのベースとなるものを作成するのが私の仕事ですが、Timewitchを使うことで資料作成工数の削減につながり、本来割くべき仕事に工数をかけられるようになりました。

専任担当者に相談することでよりズレの無いブラッシュアップされた資料を作成することが出来ていると伺いました。どの様にイメージに合った資料に調整されたのでしょうか。

以前はデザインとトンマナに関して、イメージにズレが生じている時がありました。

デザインについては依頼するのも難しく、Timewitchの担当者から「こんな感じでどうですか？」と具体的に提案してもらい、「これでお願いします」といったクイックなミーティングをすることで、イメージと近いものが出来上がってくるようになりました。

トンマナに関しては、サービスを依頼していくと指標となるようなスライドが何枚かできてきたので、それを元にこんな感じでと事前に共有することで、アウトプットが想像していたものになっていきました。

スライドを依頼する時は、ここからの事業展開のような内容だと「おっ凄そう」と思わせたいですし、企業が何をやっているかを説明するものなら一目でわかるように見せたいので、どんなスライドにしたいかを意識しながらデザインを考えています。

入稿する際に気を付けていることはありますか。

基本的にラフ案で入稿し、整えてもらうという使い方が多いのですが、デザイン要素が入るものについてはなるべく排除して依頼しています。
デザインに関しては当社のデザイナーに任せて、それ以外のグラフやセンテンスベースのものなどを整えてもらうことを主な目的としてTimewitchを利用しています。
属人性の高い部分はコミュニケーションを取りながら社内で作成し、それ以外の部分をアウトソースしているという形です。
依頼すべきものとそうでないものの仕分けをしつつ、参考イメージを共有するなどして調整してもらっています。

アウトソーシングについてどのようにお考えでしょうか。

生産性をどのように向上させるかということは、どの会社でも共通の認識であると思います。
TImewitchのサービスは夜までに構成を考えて、その資料が翌日に仕上がっているというところがとても良いです。
クオリティの高いものをなるべく短い納期でというのは理想的です。
資料作成は大事ですが、お金は生みません。
全社的に効率よく成果が上がるのであればアウトソースすればよいという風潮なので、生産性向上のためにも機密情報の取り扱いには注意しつつ、こういったサービスを利用していきたいと思います。

（Timewitch）インタビューの内容を1枚にまとめさせていただきました

編集後記

スライド作成を依頼する際に、思い通りのイメージを伝えることは難しいですが、具体的なイメージを共有することでズレを解消されているのですね。
デザインも含めて依頼されるお客様も多い中で、逆にデザイン要素をできる限り排除して依頼するという方法で、自社のスタイルに合った利用をされているのが面白いと思いました。
スライド作成の中でもアウトソースすべきところとそうでないところを分けて、うまくサービスを利用されていると感じました。