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記事一覧
読みやすさのカギを握る「空間」の話|スライドデザイン研究所
メッセージをより効果的に伝えるために、テキストの字体・カラー・大きさを自由に設定できるパワーポイント。しかし案外見落とされがちなのが、文字と文字の間の「空間」である。
行間と字間の設定は、ビジュアルと読みやすさに大きな影響を与える。本記事では、スライドにテキストを追加する際の、効果的な「間」の使い方にフォーカスしたい。
広すぎず、狭すぎず現在のTimewitch標準フォーマットのルールには、行
色のコントラスト:最高=最良ではないケースも|スライドデザイン研究所
PowerPointの魅力の一つは、グラフィックアートのスキルがなくてもスライド背景を自由にデザインできる点だ。自身のビジネスのイメージやプレゼンテーションの主旨にマッチしたデザインを使用するのも手だろう。
前回の記事「理想的な配色とは」では強調箇所の理想的な配色について掘り下げたが、今回は色のコントラストにフォーカスを当てたい。
読みやすさのカギはコントラスト前回の記事でご紹介したBonna
理想的な配色とは|スライドデザイン研究所
PowerPointでは、文字や図形の色を無数のバリエーションの中から選択できる。スライドの配色を考える際、これほどの選択肢を前に迷いが生じてしまうことはないだろうか?
過去記事「テキストは太字や下線ではなく“色”を変えて強調すべき理由」では、テキストの特定の箇所を強調する複数の方法について考察し、有彩色を活用する利点について説明した。
今回は、これを踏まえた上で理想的な配色について掘り下げて
パワポの歴史: 先史時代より伝承される人類とスライドの物語
パワポの歴史、それは昔々、先史時代に遡る壁画から始まった伝説の物語である…
現代のビジネスシーンにおいて、パワポ(PowerPoint)に代表されるデジタルスライドは、重要事項の情報伝達ツールとして欠かせないものとなっている。
今回の記事では、先史時代まで歴史を遡って、各時代でどのようなプレゼンテーションツールすなわち「スライド」が使われてきたのか、憶測も交えながら紹介する。
先史時代(紀元前
スライドの最適な縦横比: 16:9 vs. 4:3
現代のプレゼンテーションにおけるスライドの縦横比は、16:9と4:3が主に使用される。
特にPowerPoint2013以降は16:9がデフォルトとして設定され、欧米や日本でのスタンダードとして浸透してきた。
ではスライドの最適な縦横比は、やはり16:9なのだろうか。
今回の記事では、これらの縦横比の特徴や選ぶべき理由について解説する。
16:9のメリット1. 映像業界の標準に一致
スライドdeckの最適な枚数とは|スライドデザイン研究所
プレゼンテーションの際に、PowerPointのスライド資料を作成する機会は多い。
会議、講演、セミナーなどでは、プレゼンテーションの時間に大抵制限があり、その制限内でどれだけのスライドを作成し、どのように情報を伝えるべきかは重要なポイントとなる。
何枚のスライドを使用するかは人により違い、数枚のスライドを前に何十分も話す人もいれば、100枚以上のスライドを用意して怒涛のようにプレゼンテーショ
Timewitchと他の資料作成サービス3選を徹底比較!|スライドデザイン研究所
働き方改革が進む中、生産性向上への取り組みの一つとして、ビジネス資料作成をアウトソーシングして業務効率化を図る事例が増えている。
Timewitchの認知度も上がってきた今日この頃、そのサービスに興味を持っている方もいるかもしれない。
https://twitter.com/CEOfromBCG/status/1653688913092055040
Timewitchも含めてスライド作成代行
スライド生成AIが生まれた世界における、人間によるスライド作成の意義|スライドデザイン研究所
昨今、AI(人工知能)の進歩が目覚ましく、スライド生成AIなるものが次々に登場している。
2023年3月16日に公開されたMicrosoft Copilotでは、代表的な大規模言語モデルであるChat GPT (OpenAIが開発した自然言語処理技術をベースとした対話型のコンピューターシステム) をベースとして、Microsoft365のアプリデータを組み合わせることで、PowerPoint上で
スライドのタイトル・サブタイトルの書き方|スライドデザイン研究所
スライド資料を作成する際、各スライドのタイトルをなんとなく思い浮かんだ言葉で作っていないだろうか。
タイトルはスライドの印象を大きく左右することもあり、スライドの顔ともいえるとても重要な部分である。よってタイトルにも十分に注意を払って作成したい。
イメージとしては、各スライドのタイトルを読み進めるだけでストーリーが完成する状態が理想である。
そこで今回は、スライド資料における各スライドのタイ
スライド作成は可能な限り0ベースで作成すべき理由|スライドデザイン研究所
スライドを作成する際、過去の資料をベースにして作っていないだろうか?前の案件と似ている場合など、過去の資料を使いまわした方が効率的と思われるかもしれない。
しかしTimewitch的には「毎回白紙の0ベースで作る」ことをお勧めする。
まず全く同じ目的のスライド利用シーンは存在しない。目的が違えば、スライドで伝える情報も違うはず。また同じ内容であっても、プレゼンをする相手によってスライドは違って
スライドに目次は必要か?|スライドデザイン研究所
プレゼン用のスライド資料を作成するとき、目次を入れるべきか?と質問されたら、おそらく多くの人が「まぁ、あった方がいいんじゃない?」と考えるのではないだろうか。
ではスライドdeckが5枚だったらどうか?「うーん、さすがに5枚では目次はいらないよね…?」
ということで今回は、スライド資料の目次は必要かどうかについて考えてみた。
結論から言うと、目次が必要かどうかは、スライドの枚数や発表時間によ
プレゼンにスライドが必要な理由 |スライドデザイン研究所
~テキストコミュニケーションでOKか、スライドコミュニケーションであるべきか~
会議は議題に関する意見交換や意思決定、会社や部署の方向性を決定するために必要不可欠なものである。
一般的には、会議での発表者がプレゼン用にPowerPoint(パワポ)でスライド資料を準備することが多い。しかしスライド資料作成が苦手な人にとっては、パワポでの作業は大きな負担となりがちである。
資料はスライドでな
テキストは太字や下線ではなく”色”を変えて強調すべき理由|スライドデザイン研究所
Timewitchのスライドでは、テキストを強調したいときに太字や下線ではなく、文字色を変える方法をとっている。その理由はなぜか、今回紹介したい。
強調する箇所を絞るまずスライドでテキストを強調する目的は何かと考えてみると、重要な要素をパッと見でわかるようにすることである。ここぞという箇所を目立たせたい。
デザインの原則に関する本(Universal Principles of Design,
Timewitchスライドのフォントが日本語はメイリオ、英数字はTrebuchet MSの理由|スライドデザイン研究所
パワポを開いてさあ文字を入力しようとなったとき、どのフォントを選んだらよいか迷っていないだろうか?もしかしたら既定のフォントをそのまま使っている方もいるかもしれない。
Timewitchのスライドでは、日本語にはメイリオ、英数字にはTrebuchet MSというフォントを使用している。今回は、これらフォントを使っている理由を説明し、おすすめのフォントも紹介したい。
よく使う書体は2種類和文書